障害年金

障害年金 <両側変形性股関節症・人工股関節/55歳/男性>

障害厚生年金3級 / 受給年額 : 98万3,700円
 
 
【 症 状 】
 
昭和35年、生後すぐに股関節脱臼治療のため両足にギプスを装着する。
ギプスは1歳頃に外れ、その後は半年~1年くらいのペースで通院していた。

経過は良好で、歩く・走ることも問題なかった。

小学校・中学校・高校・大学と、運動機能には全く問題はなく、スポーツは得意でソフトボール・サッカー・バスケットボール・柔道・登山など様々なスポーツを積極的にこなしていた。その際、痛みが出ることは全くなかった。

社会人になってからも、痛みを感じることはなく、社内のスポーツ行事にも参加する。

平成13年、突如右股関節に痛みを感じる。
ひどい時には歩くことさえ困難な程であり、間欠的に激痛が走るようになり、これは通常の痛みではないと感じ、1週間後に病院へ受診。

その結果、軟骨がすり減っているとの診断を受ける。
その際まだ痛みの出ていない左股関節も同様の状態であり、何年先になるかはわからないが、いずれは両足とも人工関節に置換することを考えたほうがよいと言われる。

その後は股関節に無理をかけない生活を心がけ、痛みが激しい時には痛み止めを処方してもらい経過をみることに。そのほか、電気療法も併せて行ったり、関節に負担をかけないように筋力強化の体操も行う。

しかし1年後には筋力の衰えも目立ち、歩行は杖を使用するようになる。
重い物は持てず、動きも慎重になり、階段の昇降もなんとかできる状態で、日常生活における負担は日々大きくなっていく。

平成18年には股関節の可動範囲が狭まり、杖を使用しながらほ歩行が続いていた。さらに椅子に座っているだけでも股関節が痛むようになる。悪い時には就寝時にも痛み、安眠できず痛みどめの座薬も処方してもらう。

平成22年頃には仕事への支障も出始め、通勤が困難になってきたため、平成25年に退職し起業することになる。平成26年には少し歩いただけで股関節が痛みむようになり歩行も困難になってきた為、人工関節置換手術を行う。

手術後は痛みは大幅に改善される。
しかし、足元の作業(靴下をはく等)には不自由さが残る。腰を曲げる姿勢をとると坐骨神経に痛みがでるので、重いものを持ったり、腰を曲げる動作は行わないように心掛ける生活が続いている。
 
 
※原因は生後診断を受けた先天性股関節脱臼と思われたが
平成13年の発症まで運動も問題なくでき、痛みもなかったことから
平成13年が初診日として認定されました。