従業員の意見と事業主としての責務をバランスよく整えた事例

相談内容
従業員が労働条件や業務に関し、自己主張ばかりしてくるがどうしたらよいか
争点
事業所側において何らかの問題点はないか明らかにし改善する。
解決内容
就業規則の内容が不十分であり、事業主が場当たり的な対応をしており、従業員に対しても融通を利かせ過ぎと思われる面が多々あったことから、就業規則の内容を充実し、従業員には規則に沿った働き方を遂行するための指導を行なうことを提案。事業主がイニシアティブを持って事業所経営にあたることが第一であり、解決に向けて話し合いの場を設けることは常に必要であることの重要性を説明。
社労士所感
従業員からの要望や意見を聴き、対応することは大切であるが、何もかもそれに応じる必要はない。事業主としての責務を果たすことが第一で、統率や同一性が取れなくなることは避けなければならない。