村井楽器株式会社様

代表取締役社長村井政樹様

三重県 50名小売業・教室運営

貴社の事業や理念について教えてください。

三重県・愛知県にて、総合楽器店として楽器の販売や修理等、楽器に関するあらゆるサービスを提供しています。また、ヤマハ特約店として、音楽教室の運営も行っています。三重県内に 26 か所の教室センターを展開しており、お子さんから大人の方まで、さまざまな種類の音楽教室を開講しています。
「すべての人々に音楽の歓びを！音楽の力で共生社会を拡げよう」という企業理念のもと、音楽療法にも力を入れています。音楽を通じて利用者の社会参加を支援し、障がいのあるなしに関係なく出演できる発表の場を毎月開催するなど、音楽の力で地域のノーマリゼーションを推進しています。

顧問契約を当事務所に依頼しようと思われたきっかけを教えてください。

祖父の代から続く家業ですから、地元の社労士さんとは長年お付き合いがありました。その社労士さんに労務関係をお願いしていたのですが、当時取り組みたかった助成金にはあまり詳しくない様子でした。そこで自分でも助成金の申請にチャレンジしてみたんですが、これがなかなか大変でした。用意する書類も多く、制度も複雑で、手間もかかる。

そんな時にホームページで見つけたのが綜合経営労務センターさんでした。デジタル化の流れもあり、新しいことを取り入れなくてはいけないと感じていたところ、三重県で助成金に強い、なおかつ DX にも積極的に取り組んでいるとのことだったので、話を聞いてみたいと連絡したのが最初でした。

どのような業務を依頼されていますか？

従業員の入退社の手続きから給与計算、就業規則や 36 協定の届出など、労務に関することはほぼすべてお願いしています。
助成金申請では、両立支援等助成金やキャリアアップ助成金、65 歳超雇用推進助成金等の申請をお願いしており、計画書の作成から申請準備、支給決定までこまやかなサポートをしてもらっています。

助成金の申請書類に、賃金台帳等が必要な場合が多いのですが、給与計算も依頼しているため、こちらが準備する手間もなく、スムーズに進めてもらっています。

当事務所と契約をして良かったことは何でしょうか？

時間外労働等改善助成金を活用し、クラウド型勤怠管理システム「TouchOnTime」を導入したことです。以前は昔ながらのタイムカードを使って勤怠管理や給与計算を行っており、本当に大変でした。TouchOnTime を導入したことで、業務の効率化に大きく貢献したと思います。導入時には、従業員の打刻方法や、管理者画面の活用方法など、丁寧に指導してもらい、現在ではすっかり定着しています。

日々のサポートも充実しており、安心して利用しています。特にシフト制で拠点も多い当社にとって、各店舗の責任者が勤怠状況を把握しやすくなったことは大きなメリットです。
また、綜合経営労務センターさんとは、チャットワークで気軽に相談できるところが助かっています。日常のふとした小さなことでも、すぐにコミュニケーションがとれ、返事も早いので、助かっています。

契約前には想定していなかった顧問契約のメリットはありましたでしょうか？

勤怠管理のクラウド化と並行して、税理士によるクラウド会計システムの導入も進めたことで、各店舗の勤怠状況と同様に、売上や収支が各店舗の責任者にも分かるようになり、責任感の向上に繋がったと感じています。社会保険等の手続きも電子申請してもらったりと、労務と経理の両面でクラウド化が進んだことで、会社全体の運営がスムーズになり、業務の効率化を進めることができていると実感しています。

そういった DX の分野において、三重県で先進的に取り組んでいる綜合経営労務センターさんとおつきあいできてよかったなと実感しています。